人は認知(対象や環境について知ることとそのプロセス)
ができるようになると、様々なことに一定の意見、信念
や知識体系を築いていきます
しかし、それらと一致しないような出来事や反応に直面
したときに、不協和状態が生じます
この不協和状態は、不快感や不安を伴うために、人は
それを解決しようとします
たとえば、自分の意見を支持するような情報を集めたり、
解釈を加えることをするのです
しかし、不協和状態をすぐに解決できない場合も少なく
ありません
たとえば、アルコール依存症をもつ親から十分な愛情や
アテンションを得ることなく成長した人は、「親は子ども
のために何でもする」とか「何でもしてほしい」という
理想的な価値観や考えと現実が不協和状態となります
認知的不協和状態の事柄は、いつまでも想起しやすい記憶
として残り、解決することを試みます
その人が、成人後に結局アルコール依存症をもつ人を
パートナーに選び、不協和状態の解決をはかろうとする
状態になる場合もあるのです