» 2010 » 7月 » 6のブログ記事

人間関係をつくり、そして維持していくための3原則は、
「気持ちを理解する」「さばかない」「ギブアンドテイク」
といわれています

校長先生が修学旅行に参加しなかった生徒に、「人がする
ことはなるべく一緒にした方がよい。世の中で人づきあい
は大事なんだよ」と諭したところ、「実は修学旅行に行く
お金がなかったのです」と生徒は答えました

校長はあとで、「自分はこれまでお金に困ったことが
なかったので、お金がなくて修学旅行に行けない生徒が
いるということにそのとき思いが至っていなかった。その
生徒に申しわけなかった」と思いました

人柄がよいから人の気持ちを察する能力があるとはいえません

感情体験の乏しい人は、察しが悪いことがままあるようです

たとえば、独身時代に異性にふられる経験をしなかった人は、
青年のカウンセリングで感度が鈍いそうです

「ふられたくらいで、なぜ死にたくなるのかなあ。異性
など周りに何人でもいるだろうに」と内心思ってしまう
ようです

それを察した青年は、「先生は割り切りすぎですよ」と
不満げな顔をしたそうです

ところが、自分と同じように初めての恋人と学生結婚や
同棲している青年がやって来ると、そのカウンセラーの
感度はよく、「そうなんだよなあ」「それは当然だよ」
「それでいいんだよ」と、次々とことばが出てくるのです

響きがよいのです

そのため、特に気の利いたアドバイスなどしなくても、
「先生と話しているだけで元気が出てきました」と
明るい顔で去っていくのです

こういうふうに考えると、赤面恐怖の体験者は赤面恐怖の
人の気持ちを察することができるはずだし、離婚体験者は
離婚した人の気持ちがわかるはずです

ただし、学生結婚、赤面恐怖や離婚などの体験を自分なりに
乗り越えた人でないとカウンセリングには向きません

乗り越えておくとは、こういう体験に由来する心の傷を
いつまでも引きずらないことなのです

いつまでも過去の体験にこだわっていると、自分のことで
頭がいっぱいになるため、人の気持ちを察する余裕がなく、
心の苦労はしたがその苦労を引きずっていない人が、人への
察しがよい人ということになります

苦労人という感じのしない苦労人が、そのような人なのです

心の苦労を引きずらないためにはどうすればいいでしょうか

論理療法がひとつの解となると思います

これは、考え方次第で悩みは消えるという理論です

たとえば、離婚という出来事そのものが自己嫌悪や劣等感
の原因なのではなく、離婚という出来事をどう受けとって
いるか原因である、と論理療法では考えます

つまり、「離婚は人生の失敗である」と受けとるから落込む
のであって、「離婚でやっと自由が得られた。離婚は新しい
人生の出発点である」と考える人は、さほど絶望感や自己
弱小感に陥らないのです

苦労人らしく見えない苦労人は多分、心の中の思考が人の
思いつかないような洗練されたものなのだろうと思われます

カレンダー

2010年7月
« 6月   8月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

アーカイブ

自己紹介


小山 信弘

SEを2年前に定年し、今はのんびりとITコンサルタントとヘルスケアーカウンセラーをしています。毎日が休前日という贅沢な日々ですみません。

訪問者数
カウンセラー認定機関:(財)パブリックヘルス
. .  
リサーチセンター

推薦図書

ホリエモンパソコン教室
通信教育397時間DVD
田中洋平監修 \69,900

「うつ」を治す事典
大野裕著 \2,100

精神科医が教える
1億稼ぐ人の心理戦術

樺沢紫苑著 \1,500

ゆとりの法則
トム・デマルコ著 \2,310

ソフト無料配布

「ツイール」
ツイッター超便利ブラウザ