子守歌を聞くと、ほとんどの人は落ち着きリラックスします
音楽療法がアメリカで始まったのは1950年代で、日本には
1960年代に紹介されました
音楽療法は、医療場面での苦痛の緩和や不安の軽減に、
精神障害や発達障害をもつ子どもたちから高齢者まで、
あるいはヘルスプロモーションの方法として多様に
かつ広範囲に用いられています
音楽を聴くことで効果を得る受容的方法と、歌ったり楽器を
演奏したり音楽に合わせて体操をする能動的方法があります
受容的なものに、α波を促進する音楽がありますが、
α波は年齢によって出現しやすい音楽が異なります
20代はロック、30代はインドの瞑想音楽、60代はクラシック
によってα波が得られやすいといいます
しかし、どの年齢層にも共通してα波が得られやすい音楽
がバイオミュージック、電子音楽なのだそうです
また、テンポは重要な要素ですが,市販されている
ヒーリングやリラクセーションのCDのテンポはアンダンテ
の場合が多いようです
アダージョになるとゆったりしすぎるため,アダージョと
アンダンテの間の微妙なテンポがリラクセーション効果を
高めやすいといわれています
加えて、デジタル録音によるCDは20kHz以上の高周波が
カットされているため,CDとアナログレコードでは
アナログレコードの方がα波がみられやすいといわれて
いるそうです
また、音楽のトレーニングを受けた人と受けていない人
では効果の得られ方が異なることも明らかにされています
このことは、人の脳の複雑な仕組みの1例であって,
個別性の高さへの考慮の重要性が示唆されている
ように思われます
ひとりひとりが落ち着ける自分の音楽を見つけるサポート
をすることで、リラックス効果を獲得しやすくする働き
かけるのもカウンセラーの大切な仕事といわれています